私たちの仕事
私たちの暮らしに不可欠である快適な水環境をつくるために
私たちが使用した生活排水や工場排水は、下水道管を通って下水処理場へ流れ着きます。流れ着いた下水は、水と汚泥に分けられ、基準を満たす水質になるまで下水処理場で日々処理されています。これらの下水処理が適正に行われ、地域の快適な水環境が保たれるためには、下水処理施設の運営管理が必要不可欠です。
ティーアールジー管理は、皆さまの快適な暮らしを守るため、福岡県が運営する7つの下水道管理センターのうちのひとつである多々良川浄化センターの維持管理、水質検査・分析、廃棄物運搬業務など、日々施設の保全に努めています。
下水処理施設の運営管理

維持管理

浄化センター内の設備機器の保守点検として、日常点検・定期点検を計画的に行い、機器の故障や機能低下を未然に防ぎます。また、故障時は、予備機器の稼働などで迅速に対応し、下水処理を停止させることなく随時修繕・改良を行っています。
浄化センター内の設備機器の保守点検

24時間体制で監視しています

中央操作室では、処理場、ポンプ場などの設備機器の巡回点検、また運転状況の監視を24時間体制で行っています。交替で監視を行い、異常が発生した場合も、迅速に対応することで安定した処理場の運転につなげます。
処理場、ポンプ場などの巡回点検、運転状況の監視

水質検査・分析

流入下水から放流水までの水質検査・分析、及び汚泥の検査・分析を行い、下水処理の状態を判断します。適正な下水処理が行われているか常に調査し、最適な水質の維持管理に努めています。
水質試験室

産業廃棄物収集運搬

下水から取り除かれた汚泥は、薬品を加えた後、脱水機を使って水分をしぼります。脱水された汚泥の固まりは場内の貯留設備内に一時貯留されます。所定量になったらトラックの荷台に投下され、場外へ搬出します。搬出された汚泥は、コンポスト肥料などとして、再利用されています。
産業廃棄物収集運搬